プラタナス

Ｐｌａｔａｎｕｓ

大きな葉のプラタナス。
夏には涼しい木陰を作りだし　秋風とともに　街路を絨毯のように埋め尽くす。
そして　凍てつく冬の寒さに耐え忍えながら　じっと　春の芽吹きを待ち続ける。
風に吹かれて落ちてくるプラタナスの葉は
どことなく　ノルタルジックで　何となく　学生時代を想い出す。
スニカーを履き　ノートを抱えて　学生運動を横目に　アルバイト。
枯葉奏でる音色・・・
どこからともなく　フォークギターの爪弾きが聴こえてくる。

プラタナスは、ズカケノキ・モミジバスズカケノキ・アメリカスズカケノキのスズカケ属の総称で、明治末期に渡来し、現在の新宿御苑に植樹されたものが、全国に広まったといわれいます。
公害などの大気汚染に強いことから、街路樹として良く植栽されてい他、古代ギリシャのヒポクラテスが、この樹木の木陰で講義したことに由来してか、大学などのキャンパスにも多く植えられています。


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